コンクリートを運搬する車両として有名なのはミキサー車ですが、コンクリートポンプ車という車両でも運搬することができます。
あまり聞き馴染みがない車両かもしれませんが、コンクリート打設を行う際に欠かせない車両の一つです。
そこで今回は、コンクリートポンプ車の仕組みについて解説します。
▼コンクリートポンプ車の仕組み
コンクリートポンプ車は、コンクリートの運搬と打設を行うための車両です。
打設前のコンクリートは液状で重さがあるため、人力で運ぶのは困難を極めます。
そこで使用されるのがコンクリートポンプ車です。
ミキサー車からコンクリートポンプ車のポンプにコンクリートが吸い込まれ、打設するときに押し出すという仕組みになっています。
▼コンクリートポンプ車での打設方法
①型枠の準備
打設前のコンクリートは液状のため、設計した形状で固めるには型枠が必要です。
打設前に型枠の状態や設置場所を確認します。
②コンクリートの受け入れ検査
運搬されたコンクリートの塩化物含有量試験や、空気量・スランプなどの検査を行います。
③打ち込み
準備した型枠にコンクリートを流し込みます。
このとき材料が分離しないよう注意が必要です。
④締固め
コンクリートはただ流し込んだだけではムラができるため、均一に充填するために締固めをします。
⑤仕上げ
最後にコテなどを使って表面を整え、養生をしたうえでしっかり固まれば完成です。
▼まとめ
コンクリートポンプ車は、コンクリートの運搬と打設を行うための車両です。
液状のコンクリートはミキサー車からコンクリートポンプ車に吸い込まれ、打設するときに押し出されます。
弊社はコンクリート圧送をメインに行っております。
コンクリートの圧送にお困りの際は、お気軽にご相談ください。