コラム

RC造とSRC造の違いについて

建物には木造やRC造、SRC造といった種類があります。
建物に関して調べていると目にすることがあるかと思いますが、名前を聞いただけではどのような建物かイメージしにくいですよね。
そこで今回は、RC造とSRC造の違いについて解説します。
▼RC造とSRC造の違い
■RC造とは
RC造は、鉄筋コンクリートを骨組みとして使用している建物です。
鉄筋コンクリートで作った柱にコンクリートを流し込むことで、強度の高い建物になります。
またRC造は耐火性・防音性・耐震性に優れており、気密性が高いため省エネ効果も期待できます。
しかし、気密性が高いことによって結露が起きやすいのがデメリットです。
RC造は木造では困難な間取りや形状を叶えることもできるため、設計にこだわりたい方に適しています。
■SRC造とは
SRC造は、鉄骨鉄筋コンクリートを骨組みとして使用している建物です。
鉄筋とコンクリートに加えて鉄骨も含まれているため、しなやかさと丈夫さを兼ね備えた建物になります。
強度が高く、広い空間を作りたいときに適している建築方法です。
また、耐火性・防音性・耐震性といったRC造のメリットも持ち合わせています。
その一方で建築の工数が多く工程が複雑なため、建物が完成するまでに時間がかかります。
▼まとめ
RC造は鉄筋コンクリート、SRC造は鉄骨鉄筋コンクリートを骨組みとして使用している建物です。
どちらも耐火性・防音性・耐震性に優れているのが特徴ですが、SRC造は工事の工程が複雑なため完成までに時間がかかります。
弊社は関東圏を中心に、コンクリート圧送を行っています。
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